

日本 18c 縮緬地帽子絞り&友禅染め着物裂
製作地 日本 京都
製作年代(推定) 18世紀 江戸時代中期
素材/技法 絹、天然染料 / 二越ちりめん、帽子絞り染め、友禅描き染め
サイズ 身巾60cm、前身頃丈80cm、後身頃丈78cm
中世”辻が花染”の残り香が匂い立つ帽子絞りの雲状模様と染め抜き丸紋、玉子色地の薄手縮緬上に友禅描き染めによる静淑な筆致で散りばめられた草花蝶蜻蛉たち... 和様古格と気品に満ち満ちた18世紀の単衣着物身頃裂です。
この着物から格別の気品が薫ってくるのは、極めて繊細な手引き絹を素材に撚り・織られた固有の透明感と柔らか味を有する二越ちりめん(光学顕微鏡画像参照)、上質な紅花と紫根で染められた雅な京染めのいろ、単なる模様ではない一葉一弁に生命が吹き込まれた友禅絵付けにあり、江戸中期の時代精神・物語性をたっぷりと味わうことができます。
2百数十~3百年もの時が経過しながらも、ここまで糸・布・色の状態が保たれているのは、これが寺社に奉納されたまま長く大切に保管されてきたためと考察されます。
彼の時代と繋がることができる、タイムカプセルから現れ出でたような着物裂です。






(下は光学顕微鏡による画像)




(online shop記載 コンディションについての参照画像)


