ドンソン文化 青銅器 牛頭形鈴(鐸)

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6cm弱の小さな牛頭形鈴(鐸)で、この種の小さなドンソン・ベルは大きな構造物に複数連なって吊られる等、多くは装飾パーツであったこと、ドンソン文化の埋葬地から出土することから副葬品であったものと比定されます。舌の多くは骨製であったと見られ発掘時点で失われていることが通常です。

豊穣を象徴する”水牛の角(突起)”はドンソン青銅器によく見られるモチーフですが、本品のように水牛の顔・頭部がしっかりと造形されかつ破損せず(右角先端のみ欠けあり)完全なカタチで残っているものは珍しく、鈴背部の”巻き縄”モチーフを併せ、ロストワックス鋳造によるドンソン青銅工芸の意匠美と精神世界を堪能することができます。

時代ある青銅器に特有の緑青パティナの表情の豊かさも格別で、写真には映りませんが、肉眼ではパティナ内に無数の光る粒(=鉱物結晶)を確認することができます。

小さな作品のうちに壮大な宇宙観を感じられる先史時代ドンソン青銅器です。

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ドンソン文化 青銅器 牛頭形鈴(鐸)
出土地 ベトナム北部
製作年代(推定) 紀元前後
素材/技法 青銅 / ロストワックス鋳造(失蝋法)
サイズ 幅(底径)約3.5cm、高さ(角含む)約5.8cm、重さ58g、ディスプレイスタンドの高さ14cm

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