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商品ジャンル一覧
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日本・岩手 19c 浄法寺塗”鶴亀松竹梅模様”鏡巣
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幕末・明治初期浄法寺塗鏡巣の薫り高き完美品
岩手県浄法寺エリアで手掛けられた蓋物漆器の鏡巣と白銅製の円鏡。鶴亀と松竹梅図が朱を加えた黄漆により描かれたもので、端整かつ伸びやかな絵付けの筆致に時代に由来する古格が薫ります。本来破損を免れない種類の生活調度品としての木胎蓋物漆器であり、代々大切に保存・継承されてきた伝世品とも位置づけられる貴重な品モノです。
2023年6月5日商品UPしました
●次期ご紹介品 〜現在準備中です〜
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日本・東北 20c初 木綿絞り染め&紅花染め・幼児用腰巻
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紅花染めに病除けの祈りが込められた時代染織
紺地木綿絞りを表に、紅花染め木綿を裏に縫い合わせて手掛けられた東北地方の幼児用腰巻。防寒の実用性とともに肌に触れる裏に紅布が配されることには病除け・厄除けの意が込められており、おばあちゃんや母親の着物・襦袢等の古布から作られる慣習を有したものとなります。模様と色に込められた祈りの精神性に心惹かれる一品です。
2023年5月14日商品UPしました
インド・カシュミール 18c後 カシミヤ綾地綴織ショール裂
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多色段模様と花小紋が緻密に織り表された逸品
多色に染めたカシミヤ糸を素材とし、2/2綾組織をベースにダブルインターロックの綴織により段模様と蔓花モチーフが細密なうえにも細密に織り上げられたもので、その緻密な文様表情は息をのむような巧緻さと独自の完成美が感じられます。10×15cmの小裂ながらサイズを超えるスケール感と色香が濃密に薫る品モノ、孤高の染織作品です。
2023年5月25日商品UPしました
日本・沖縄 八重山 20c前 苧麻地グンボウ絣装飾 衣装
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苧麻・芭蕉・木綿の豊かな織表情が魅力の逸品
苧麻織りの服地に木綿と芭蕉の交織(グンボウ)による経絣布の装飾が加えられた、八重山諸島竹富島の衣装作品。染めは絣の藍のみで、苧麻の白、木綿×芭蕉の白、絣部分の白が異なる色として目に映り、糸・繊維の生の美しさが最大の見どころです。八重山の空・海・陽光のもとで、本衣装の生命の輝きはいかばかりであるかと想像します。
日本 20c初 絹麻交織地”海鳥&波模様”描き染め着物裂
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瑞々しい色彩と可憐なモチーフが魅力の交織布
薄浅葱の染め地に飛翔する海鳥と波模様が描かれた、20c初期明治時代作の着物裂。染め色の瑞々しさが印象的で涼やかな意匠ですが、織り地として強撚の絹(経)と不撚の麻(緯)の交織布が用いられており肌触りも涼やか、単衣着物(帷子)の解き裂と推察されるものです。目にしていると清々しく大らかな心地となるような一枚です。
琉球王国 19c 木綿”水色地霞に松花楓鳥模様”紅型裂
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古紅型固有の瑞々しい色彩に惹き込まれる一枚
霞と松花楓の枝花模様が一体化して描かれ、その間に飛翔する鳥の姿が配されたもので、古紅型固有の瑞々しい水色表現と生き生きとした動的なモチーフ構成が印象的な一枚です。地染めを含め十色を数える多彩ないろが使われており、19c当時の天然顔料の色味に格別の趣きが感じられます。王朝期の時代の空気感に誘われるような作品です。
琉球王国 19c初 木綿”緑色地草花散し模様”紅型裂
(1)
琉球王朝期紅型たる格調の高さを誇る逸品古裂
水色(空色)に黄色の顔料が重ね染めされた、瑞々しさとともに固有の和らぎ感を薫らせる”萌黄”の色味が印象的な、200余年を遡る19世紀初期の紅型裂。萌黄の地色の中に”牡丹・梅・撫子・松・笹・楓”の草花模様が端整に染め描かれており、華やかながら落ち着きあるひとつひとつの色を併せ、”琉球王朝期紅型”たる気品と格調の高さを備えます。
インド 15c トラジャ渡り”幾何学植物模様”鬼手インド更紗
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プレ大航海時代にトラジャに渡った貴重残存裂
ヨーロッパ諸国による地球規模での海洋交易が行われる以前の15世紀に遡る時代にインドで製作されインドネシア・スラウェシ島トラジャ地方に舶来したインド更紗古裂。イスラーム商人等が稀少な香辛料・香料を入手するための代価としてトラジャ地方にもたらしたと考察されるもので、”プレ大航海時代の交易インド更紗”と分類されるものです。
インド 18c シャム向け”仏手”古渡りインド更紗裂
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菩薩・龍・鹿・うさぎが描かれた貴重な一枚
インドで手掛けられ、アユタヤ王朝期のシャム王国にもたらされた宮廷儀礼用布としての古渡りインド更紗裂。当時の日本では”シャム更紗(シャムロ染め)”の名でその仏教的意匠が珍重されたもの、稀少な”仏手”のシャム古渡り更紗、さらに”蛇龍神ナーガ”が同時に描かれたものは裂と言えども極めて貴重、歴史の浪漫を薫らせる逸品裂です。
日本 志野香合&双獣円紋朱雀文錦仕覆
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”絵緯浮文平とじ(別絡)”の巧緻な江戸期茶裂
貫入と小孔を交えた柚肌の長石釉は和らぎをまとい、蓋と身を跨ぐ火色がつくる景色ひとつひとつに味わいのある、細部まで行き届いた作行の志野柚香合とそれに付属する錦の仕覆と箱です。本”双獣円紋朱雀文錦”仕覆は、飛鳥時代に伝来した蜀江錦(経錦)にならい、江戸時代に製作された織物から仕立てられたものと考察されるものです。
パキスタン・ガンダーラ 3−4c ストゥッコ・菩薩頭部像
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”タキシラ−タルベラ系”の端麗かつ優美な逸品
パキスタン・ガンダーラ地方で3〜4世紀に手掛けられた、ストゥッコ製の”菩薩頭部像”。本品はタキシラ−タルベラ系の仏頭像に典型的な丸顔で、波状の頭髪と頭頂の花冠装飾もあいまって、どこか中性的で若い雰囲気を感じさせるもの、端麗かつ優美で気品溢れる顔相に心惹かれます。世界にひとつの表情と生命を有する古代仏教美術の優品です。
パキスタン・スワート 2−5c 雲母片岩・仏伝図パレット
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北方山岳部”スワート”の古拙なガンダーラ美術
”化粧皿(パレット)”の呼称で知られる、パキスタン・スワート出土の円盤状の雲母片岩彫刻像。ヘレニズム色の薄い古拙な彫り意匠が印象的で、北方山岳部スワート地方ガンダーラ彫刻の特徴に符号し梵天勧請の仏伝図が表されたものと考察されます。スワート仏教美術固有の長閑やかさとあたたかみを有する彫刻表情に惹き込まれる一品です。
パキスタン・ガンダーラ 3−4c 雲母片岩・脇侍菩薩頭部像
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サハリ・バハロール仏三尊像の貴重な菩薩頭部
パキスタン・ガンダーラ地方で手掛けられた、雲母片岩製の”脇侍菩薩頭部像”。サハリ・バハロールの片岩製レリーフは総じて彫り表現が緻密で写実的であり、ガンダーラ彫刻が技術的に高まり製作の盛期に達した時期とも見做されています。日本には仏教が伝わる前の時代の信仰像として歴史の浪漫に誘われる一品、価値あるコレクションピースです。
日本・東北 19c末−20c初 大麻地常盤紺型装飾 袖なし
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上質な手績み大麻と常盤紺型が用いられた優品
深く濃い色味の藍に染められた大麻布を服地に、絣模様を型染により緻密に染め表した常盤紺型の布により装飾が加えられた明治期の袖なし上着。背部の菱形充て布に目がいきますが、これは背中に負荷がかかる労働に就く者の仕事着であることを示し強度を高めるため斜めに布が縫いつけられたものデザイン性への意識も高い美しき衣装作品です。
日本 19c 木綿地”真桑瓜”模様 絞り染め・男児用着物
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子供の成長への祈りが伝わる絞り染め着物逸品
複数の絞り染め技法を駆使して布地全面に”真桑瓜(マクワウリ)”模様が生き生きと染め描かれた江戸末〜明治期の男児用着物。一つ身で魔除けの背守りが縫われており、寺社参拝用の着物と考察されますが、蔓を長く張り巡らせ葉と実がふっくらと瑞々しく育つ姿が可憐に表されており、子供の健やかな成長を祈る親の気持ちが伝わってまいります。
日本 20c初 鶴丸&唐草模様・筒描蒲団
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綿入りで百年間保存継承された筒描蒲団極美品
翼を伸び伸びと大きくひろげた”鶴丸”模様が4巾の表地全体に躍動感たっぷりに染め描かれた明治期の婚礼用蒲団。朱赤に色づけされた鶴の翼は褐色地を背景に燃え立つような鮮烈な印象があり、鶴丸から四方に伸びる筒描による蔓唐草は流麗で生命力に溢れ、大きさも相俟って目にしていると圧倒されるような存在感と華やぎが感じられます。
日本 19c後〜20c初 木綿”牡丹&散し楓模様”筒描掛け布
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巧緻な筒描防染&描き染め彩色が優美な逸品
日本で19世紀後期〜20世紀初期の明治時代に手掛けられた、木綿”牡丹&散し楓模様”筒描掛け布。質感豊かな手紡ぎ・手織り木綿を深く鮮やかに染める天然藍、その中に”牡丹””散し楓”が気品ある間合いと優美な色柄で染め描かれた独自の完成美を薫らせる筒描掛け布です。職人の意気・誇りに打たれ、背筋が伸びる思いがする一枚です。
日本 19c初 江戸時代後期 右肩上がり吉祥模様・型染裂
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江戸期職人の技巧の粋といきが伝わる上手作品
鶴亀の丸紋と松竹梅及び唐草で構成される吉祥模様が多色遣いで緻密かつ躍動感豊かに染め描かれた、今から2百年を遡る19世紀初期作の木綿型染布。布を横並びに接ぎ合せると唐草の細部が繋がり、模様は右肩上がりに途切れることなく続くよう巧みに構成されており、デザイン・モチーフに込められた”繁栄の祈り”が伝わってまいります。
日本 18c末−19c前 江戸時代後期 重ね車輪&萩模様・型染裂
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武家装束用に手掛けられた貴重な和更紗的型染
重ね車輪(源氏車)と萩模様が多色で染め表された江戸時代後期の型染布。地色の染めは藍の染料ではなく顔料が用いられている点に特色があり、”和更紗”の呼称がより似合います。特定の身分階層向けに型紙職人・染め職人等が技巧と意匠を凝らし、定められた様式により染織作品を生み出していた時代に固有の雅趣が感じられる一品です。
日本 19c 江戸時代後期 黒地”襷&三盛亀甲”模様 型染裂
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鮮烈な黒染めと緻密な型紙彫描線が見事な裂地
鮮烈な黒染めと緻密な型紙彫描線が印象的な江戸時代後期の木綿型染裂。有職文様の襷文が元となる繋ぎ模様の中に三盛亀甲の家紋が組み入れられたもので布裏に綿の付着が残ることから蒲団表が解かれた一巾分と考えられ、黒染めの蒲団表は珍しいものであり、武家・商家等からの特別な発注により本布が仕立てられたことが伺えます。
日本 20c初 ”鳳凰・松&井桁模様”経緯併用絣 近江上布裂
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時代に固有の生命感と色香が薫る近江上布古裂
”鳳凰””松””井桁”模様が大ぶりかつ端整に織り表された明治期の近江上布裂。子供用着物の解き裂と推察される一枚で、同じデザイン様式で異なる吉祥モチーフが配された着尺地が同地域・同時代の所産として見出されます。絣模様の美しさとともに上質な麻糸遣いの織物ならではの肌触りの良さと布表情のたおやかさが魅力の優品です。
ミャンマー・ラカイン 20c初 カマウ 片面縫取織衣装
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繊細な手紡ぎ木綿と天然染料遣いの古手優品
ミャンマー・ラカイン州に生活するカマウ族の手による片面縫取織衣装。本品は天然藍染めの木綿経織地をベースに同じく天然色染めの木綿糸及び絹糸による経縞と片面縫取織の装飾が加えられたもの、繊細な手紡ぎ糸を素材に密に織られた布のタイトな質感、天然染料による染めの鮮やかかつ深みのある色彩の美しさが際立つ古手の稀少作品です。
インド・カッチ 20c中 ラバリ 婚礼用刺繍サッシュ
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ラバリ婚礼用刺繍サッシュ”ボカノ”稀少完美品
インド・グジャラート州カッチ地方に生活する遊牧民ラバリ族の手による婚礼用の刺繍サッシュ”ボカノ”。幅10〜20cm前後・長さ100〜150cm前後の大きさの布上に諸民族に伝わる伝統デザインの刺繍がミラーワークを交えて高い密度で描き込まれるもの、比較的小さな面積の刺繍布ながら見応え溢れる作品が多いのが特徴となります。
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