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沖縄・八重山 19c後 芭蕉生成地”御絵図柄”・経緯絣裂 (1)
八重山芭蕉布”御絵図柄”多色経緯絣・稀少裂
日本の沖縄県八重山で手掛けられた芭蕉生成地・経緯絣裂。赤茶と濃藍の二色の染め・経緯絣の技法により、グジリゴーシ(崩れ格子)・ウシヌヤーマ(牛の農耕具)等多様な小文柄が、御用布”御絵図柄”のデザイン様式により緻密に織り描かれたもの、糸の細さ・柔らか味も際立っており、19c当時の相当上質な部類の芭蕉布と位置づけられる作例です。
2017年7月6日商品UPいたしました
●次期ご紹介品 〜現在準備中です〜 (0)
琉球王国 19c 苧麻地”白地斜格子に桜檜扇模様”紅型裂 (1)
”苧麻地両面染め”格調高き琉球王朝期紅型裂
琉球王国で手掛けられた苧麻地”白地斜格子に桜檜扇模様”紅型裂。モチーフそれぞれが巧みな色の掛け合わせや色グラデーションを交えて緻密に表わされており、両面で破綻の無い彩色技術の高さは圧巻のもの、多彩ながらも落ち着きと調和のある色味も秀逸で、19c王朝期紅型の完成度の高さと固有の世界観に深く惹き込まれます。首里系紅型の逸品です。
2017年6月30日商品UPいたしました
沖縄・八重山 19c後〜20c初 苧麻白地・経緯絣裂 (1)
八重山白上布・経緯総絣”ムルドゥッチリ”美品裂
日本の沖縄県八重山で手掛けられた苧麻白地・経緯絣布。琉球王府が貢納布として織らせるため絣柄に細かい指定を加えた”御絵図”に由来するモチーフ構成及びデザイン様式のもので、総絣”ムルドゥッチリ(クヂリ格子)”の範疇に入る手の込んだ作例となります。20世紀前期には失われし素材感・意匠表情のもの、土地と時代の色香薫る八重山染織作品です。
2017年7月3日商品UPいたしました
琉球王国 19c 木綿地”水色地紗綾形に桜散し模様”紅型裂 (1)
尚王家衣裳と同手型紙による極稀少王朝期紅型
琉球王国で手掛けられた木綿地”水色地紗綾形に桜散し模様”紅型裂。水色の地に太く伸びやかに紫色の紗綾形が白抜き桜模様入りで配され、その上から多彩な”桜の花”が散りばめられたもの、鮮やかさと深みを兼ね備えた水色地と、天然顔料・染料を駆使したモチーフひとつひとつの色彩の完成度が高く、色柄に息づく瑞々しい生命感に目と心を奪われます。
2017年6月24日商品UPいたしました
完売いたしました
琉球王国 19c 木綿地”花色地蜀江文格子に鶴桜模様”紅型裂 (1)
色彩美際立つ19c王朝期の花色地多色模様裂
琉球王国で手掛けられた木綿地”花色地蜀江文格子に鶴桜模様”紅型裂。片面染めの袷衣裳用と思われる紅型裂で、花色地(ハナイルジー)と呼称される地色染めのもの、これは朱で下地を染め、動物染料の臙脂を上掛けし色彩を生み出すもので、外来の色料が主素材とされた海洋交易時代・琉球染色の特徴が良く顕われた作例、稀少デザインの美品裂です。
2017年6月27日商品UPいたしました

17−18c シャム渡り ”紫地縞花唐草模様”インド更紗裂 (4)
古渡り期シャム王国渡り”段更紗”極稀少美品裂
インドで手掛けられアユタヤ王朝期のシャム王国に渡来した”紫地縞花唐草模様”インド更紗裂。本インド更紗裂の最大の魅力は縞(段)模様を構成する二色の染め色で、紫地と緑地の発色具合が何とも味わい深く、残存する古渡り期の段更紗の中でも稀少な色使いのものであることを指摘できます。古渡り期インド更紗たる滋味と格調の高さが感じられる一枚です。
2017年6月17日商品UPいたしました
カンボジア アンティーク 青銅製”仏像”・彫金アムレット (1)
信仰の宇宙観に惹き込まれる古の青銅製彫金像
カンボジアで作られた青銅製”仏像”彫金アムレット。菩提樹・ナーガの下の坐仏と背面姿の遊行仏、アムレット両面で雰囲気が大きく異なる一品で、それぞれに見飽きることの無い表情の豊かさが感じられます。経年に由来する磨耗・パティナの表情も何とも秀逸、世界にひとつの生命感・精神性が感じられる品モノ、末永くご愛蔵・ご愛玩いただける逸品です。
2017年6月21日商品UPいたしました
カンボジア南部 20c前 絹絣・腰衣”サンポット・ホール”(格子花文) (1)
色彩の完成度が高い準アンティークホール美品
カンボジア南部で手掛けられた絹絣・腰衣”サンポット・ホール・サムロイ”。ナーガ格子と花の絣模様が極めて緻密かつ端整であるとともに、ラック・プロフー・藍の天然染色を駆使した色彩の完成度が高く、取り分けラックの赤は鮮麗で力強く、プロフーの黄と藍の掛け合わせで表現された”緑”の色味に格別の瑞々しさ・美しさが感じられる準アンティーク逸品です。
2017年6月10日商品UPいたしました
ミャンマー 20c初 供物用・亀型脚付籃胎漆器 (1)
敬虔な信仰のもと生み出された供物用漆器逸品
ミャンマー中部で手掛けられた供物用の亀型脚付籃胎漆器。台部・器部・蓋部の3つのパーツからなる供物用漆器カラトの実使用品であり、作品全体から敬虔な祈りのもと、心の入った丹念な手仕事により生み出された作品ならではの瑞々しい生命感・濃密な精神性が薫ってまいります。土地・時代・信仰が育んだ20世紀初頭作”亀型”籃胎漆器の逸品です。
2017年6月14日商品UPいたしました
カンボジア南部 20c初 鳥デザイン 木彫織機パーツ (1)
古き良き染織の時代を象徴する彫刻織機パーツ
カンボジア南部で手掛けられた鳥デザインの木彫織機パーツ。本品は綜絖・筬を吊る装置の一部品(滑車と踏み木を繋ぐ吊り棒)で”馬”と呼ばれるもの、仏教を守護する聖鳥ハムサが”小鳥”として彫り表わされたもので、素朴な意匠の中にも敬虔な祈りの込められたものとしての瑞々しい生命感と精神性が薫ってまいります。資料的に貴重なアンティーク逸品です。
2017年6月6日商品UPいたしました
カンボジア南部 20c中 絹絞り染め布”キエト” (1)
絹絞り染め布”キエト”準アンティーク稀少完品
カンボジア南部で手掛けられた儀礼用の絹絞り染め布。宮廷内で儀礼用の頭巾や袱紗等を用途として手掛けられたイスラーム様式の染織作品と考察されておりますが、全容はまだ充分に明らかになってはおりません。現在では失われし素材・技巧・伝統の所産であり、幻の染織とも呼ばれる稀少性・資料的価値を有するもの、魅力溢れる準アンティーク完品布です。
2017年6月8日商品UPいたしました
カンボジア南部 20c中 絹縞&絣・腰衣”サンポット・ホール・アンルン” (1)
繊細かつ色彩の瑞々しさ際立つ縞絣サンポット
カンボジア南部で手掛けられた絹縞&絣腰衣”サンポット・ホール・アンルン”。ラック染めの臙脂赤を地色とする小文絣と浅葱色の縞の色コンビネーションが新鮮かつ印象的、鮮やかさの中にも天然染色ならではの繊細な色濃淡、経緯の色が織りなす重層的な色の深み、光の加減による色変化があり、見飽きることの無い表情の豊かさが感じられる古手の逸品です。
2017年6月2日商品UPいたしました

カンボジア南部 20c初 絹絣・腰衣”サンポット・ホール”(モザイク文) (1)
稀少デザインの20c初期サンポット・ホール逸品
カンボジア南部で手掛けられた絹絣・腰衣”サンポット・ホール・サムロイ”。手の込んだモザイク様のモチーフが”段違い格子”として端整かつ細密に織り表わされた作品で、その新鮮味溢れるデザインと色柄の完成美に目と心を奪われる一枚です。適度な張り感と滑らかさ・柔らか味を備えたカンボウジュ種絹織物の質感の豊かさにも格別の味わいがあります。
2017年6月4日商品UPいたしました
完売いたしました
カンボジア南部 19c 儀礼用・絹絣”ピダン”(ナーガ&聖鳥文) (1)
生命力に満ちた19cナーガ文ピダン一級作品
カンボジア伝統の絹絣布”ホール”の中で宮廷や仏教寺院のタペストリー等に使われる儀礼用布として特別に作られる絣布を「ピダン」と呼びます。圧倒的に精緻な括り染めの技巧に圧倒されますが、優れた素材・技術はもとより、敬虔な仏教信仰を背景とする深い精神性が染織作品として表現された、絹絣の名品と呼べるアンティークのマスターピースです。
2017年5月28日商品UPいたしました
完売いたしました
カンボジア南部 19c 儀礼用・絹絣”ピダン”(絣&錦・裾布付) (1)
煌びやかな錦織で彩られた宮廷用ピダンの名品
カンボジア伝統の絹絣布”ホール”の中で宮廷や仏教寺院のタペストリー等に使われる儀礼用布として特別に作られる絣布を「ピダン」と呼びます。圧倒的に精緻な括り染めの技巧に圧倒されますが、優れた素材・技術はもとより、敬虔な仏教信仰を背景とする深い精神性が染織作品として表現された、絹絣の名品と呼べるアンティークのマスターピースです。
2017年5月30日商品UPいたしました
完売いたしました
カンボジア南部 19c末〜20c初 儀礼用・絹絞り染め布”キエト” (1)
失われし絹絞り儀礼用頭巾”キエト”稀少完美品
カンボジア南部で手掛けられた儀礼用の絹絞り染め布。宮廷内で儀礼用の頭巾や袱紗等を用途として手掛けられたイスラーム様式の染織作品と考察されておりますが、全容はまだ充分に明らかになってはおりません。現在では失われし素材・技巧・伝統の所産であり、幻の染織とも呼ばれる稀少性・資料的価値を有するもの、魅力溢れるアンティーク完品布です。
2017年5月22日商品UPいたしました
カンボジア南部 19c末〜20c初 絹玉虫織・腰衣”サンポット・パムアン” (1)
絹玉虫織チョンクバンの貴重なアンティーク作品
カンボジア南部で手掛けられた絹玉虫織・腰衣”サンポット・パムアン”。何と言っても色彩と玉虫光沢からかもされる気品ある空気感と儀礼用布としての精神性の深みに惹き込まれます。上質なカンボウジュ種絹が用いられた時代モノの手織り布に固有の適度な張り感と柔らか味を有しており、その触感の良さにも格別の魅力が感じられるもの貴重な完品布です。
2017年5月24日商品UPいたしました
カンボジア南部 20c初 織機綜絖吊り”魚(双魚)”・木製滑車 (1)
古き良き染織の時代を象徴する彫刻織機パーツ
カンボジアやタイ東北部など織物が生活に根ざし盛んであった土地では、昔は部品の一つ一つに美しい装飾が施された木製の織機が使われていました。織機の部品として使われていた”滑車”からは、敬虔な仏教信仰を背景とする古き良きインドシナ伝統織物の時代が偲ばれます。魚デザイン滑車の完美品、現地でも入手の機会が限られる稀少な逸品です。
カンボジア南部 20c後 儀礼用・絹絣”ピダン”(帆船&寺院文) (1)
卓越した括り染め織りで表現された絵絣ピダン
カンボジア伝統の絹絣布”ホール”の中で宮廷や仏教寺院のタペストリー等に使われる儀礼用布として特別に作られる絣布を「ピダン」と呼びます。圧倒的に精緻な括り染めの技巧に圧倒されますが、優れた素材・技術はもとより、敬虔な仏教信仰を背景とする深い精神性が染織作品として表現された、絹絣の名品と呼べるオールドのマスターピース作品です。
カンボジア南部 20c初 ”生命樹文”絹絣・腰衣”サンポット・ホール” (1)
細密かつ端整な”生命樹文”が見事な絵絣腰衣
カンボジア南部で手掛けられた絹絣・腰衣”サンポット・ホール”。枝が蛇龍神ナーガの頭部で表わされた”生命樹(供花)”と”花”及びS字を描く双頭のナーガで構成される連続文様が繊細に描かれた絵絣としての”サンポット・サムロイ”で、その端整かつ生命感溢れるデザインと色彩の完成美に目と心を奪われます。資料的価値も特筆の絵絣ホール名品です。
カンボジア・タケオ 20c前 儀礼用・絹絣”ピダン”(絵絣・仏陀文) (1)
”菩提樹仏陀文”が表わされた篤き信仰の逸品
カンボジア伝統の絹絣布”ホール”の中で宮廷や仏教寺院のタペストリー等に使われる儀礼用布として特別に作られる絣布を「ピダン」と呼びます。圧倒的に精緻な括り染めの技巧に圧倒されますが、優れた素材・技術はもとより、敬虔な仏教信仰を背景とする深い精神性が染織作品として表現された、絹絣の名品と呼べるアンティークのマスターピースです。
カンボジア・コンポンチャム 19c 儀礼用・絹絣”ピダン”(ナーガ&霊船文) (1)
敬虔な祈りの込められた霊船(燈籠流し)文絹絣
カンボジア伝統の絹絣布”ホール”の中で宮廷や仏教寺院のタペストリー等に使われる儀礼用布として特別に作られる絣布を「ピダン」と呼びます。圧倒的に精緻な括り染めの技巧に圧倒されますが、優れた素材・技術はもとより、敬虔な仏教信仰を背景とする深い精神性が染織作品として表現された、絹絣の名品と呼べるアンティークのマスターピースです。
カンボジア南部 19c末〜20c初 儀礼用・絹絞り染め布 (1)
失われしチャム宮廷儀礼用絹絞りの稀少美品
カンボジア南部で手掛けられた儀礼用の絹絞り染め布。宮廷内で儀礼用の頭巾や袱紗等を用途として手掛けられたイスラーム様式の染織作品と考察されておりますが、全容はまだ充分に明らかになってはおりません。現在では失われてしまった素材・技巧・伝統の所産であり、幻の染織とも呼ばれる稀少性・資料的価値を有するもの、ミュージアムピースです。
カンボジア・タケオ 19c 儀礼用・絹絣”ピダン”(ナーガ文) (1)
タケオ19cナーガ文ピダン・荘厳美際立つ名品
カンボジア伝統の絹絣布”ホール”の中で宮廷や仏教寺院のタペストリー等に使われる儀礼用布として特別に作られる絣布を「ピダン」と呼びます。圧倒的に精緻な括り染めの技巧に圧倒されますが、優れた素材・技術はもとより、敬虔な仏教信仰を背景とする深い精神性が染織作品として表現された、絹絣の名品と呼べるアンティークのマスターピースです。
完売いたしました
カンボジア南部 19c 儀礼用”絣&紋織併用”・ブロケード織物 (1)
絣糸が紋織に用いられた孤高のチャム特殊染織
カンボジア南部で手掛けられた儀礼用の”絣&紋織併用”ブロケード織物。このチャム人の手による多色絹紋織布(ブロケード織物)には”絣”と”紋織”が併用されるという、他には類例の限られる顕著な特徴・特殊性を目にすることができます。現在では失われし素材・技術・伝統の所産であり、幻の染織とも言える稀少性・資料的価値を有する孤高の染織作品です。

カンボジア・コンポンチャム 19c 儀礼用・絹絣”ピダン”(ナーガ文) (1)
コンポンチャム19cナーガ文ピダンの極稀少完品
カンボジア伝統の絹絣布”ホール”の中で宮廷や仏教寺院のタペストリー等に使われる儀礼用布として特別に作られる絣布を「ピダン」と呼びます。圧倒的に精緻な括り染めの技巧に圧倒されますが、優れた素材・技術はもとより、敬虔な仏教信仰を背景とする深い精神性が染織作品として表現された、絹絣の名品と呼べるアンティークのマスターピースです。
完売いたしました
カンボジア南部 20c前 儀礼用・絹絞り染め布 (1)
”チャム様式”多色絹縫い絞り布・失われし名品
カンボジア南部で手掛けられた儀礼用の絹絞り染め布。宮廷内で儀礼用の頭巾や袱紗等を用途として手掛けられたイスラーム様式の染織作品と考察されておりますが、全容はまだ充分に明らかになってはおりません。現在では失われてしまった素材・技巧・伝統の所産であり、幻の染織とも呼ばれる稀少性・資料的価値を有するもの、ミュージアムピースです。

タイ・イサーン 20c初 織機綜絖吊り”うさぎ”・木製滑車 (1)
極めて稀少なうさぎデザインのアンティーク滑車
タイ東北部やカンボジアなど織物が生活に根ざし盛んであった土地では、昔は部品の一つ一つに美しい装飾が施された木製の織機が使われていました。織機の部品として使われていた”滑車”からは、敬虔な仏教信仰を背景とする古き良きインドシナ伝統織物の時代が偲ばれます。うさぎデザイン滑車の完美品、現地でも入手の機会が限られる稀少な逸品です。
カンボジア南部 20c初 儀礼用・絹絣”ピダン”(寺院文) (1)
クメール絹絣の至宝・アンティーク儀礼用ピダン
カンボジア伝統の絹絣布”ホール”の中で宮廷や仏教寺院のタペストリー等に使われる儀礼用布として特別に作られる絣布を「ピダン」と呼びます。圧倒的に精緻な括り染めの技巧に圧倒されますが、優れた素材・技術はもとより、敬虔な仏教信仰を背景とする深い精神性が染織作品として表現された、絹絣の名品と呼べるアンティークのマスターピースです。
インドネシア・スラウェシ 19c トラジャ儀礼用 木綿スリット織・染め布 (1)
織り後に一部括り染め(絣)がなされる特殊染織
インドネシア・スラウェシ島で手掛けられた儀礼用の木綿スリット織・染め布。木綿地に天然染料を用いた”後染め”で装飾がなされた染め物ですが、平織中に多数のスリット織が加えられており、スリット部分は”絣”の技法により色付けがなされた特殊な作例となります。作品は唯一無二の独創性と完成美を有し、トラジャ染織の一名品と呼ぶことができます。
インドネシア・スラウェシ 20c初 ママサ・トラジャ カード織帯 (1)
百年前のママサトラジャ・カード織帯、稀少美品
インドネシア・スラウェシ島西スラウェシ州に生活する”ママサ・トラジャ人”の手によるカード織帯”パラワ”。腰衣裾装飾帯のほぼ全形(準完品)と考えられるもの、帯全体に13の異なる文様が織り描かれており、取り分け緻密な蛇行線で表現される数種の文様の技巧が秀逸、圧巻の存在感と完成美に目と心を奪われます。トラジャ染織の古(いにしえ)の逸品です。
インドネシア・スラウェシ 20c前 ロンコン 儀礼用・木綿絞り染め布 (1)
ロンコン作トラジャ使用の儀礼用絞り古手逸品
インドネシア・スラウェシ島に生活する”ロンコン人”の手による儀礼用の木綿絞り染め布。手紡ぎ・手織りの木綿に巻き染めの絞りが施され、天然染料の掛け合わせにより染めがなされたもの、素朴な染め意匠のものながら、作品には糸作りから始まる手仕事の深みと独自の完成美があり、布からは祈りのモノとしての濃密な精神性が薫ってまいります。
インドネシア・スラウェシ 18−19c サダン・トラジャ 籐製・聖布収蔵籠 (1)
聖布用”マア・バスケット”極稀少18−19c完品
インドネシア・スラウェシ島に生活する”サダン・トラジャ人”の手による聖布収蔵籠。籐を素材に”軸芯コイル巻き”の技法により成型されたもの、この種の作品は一般庶民階級ではなく貴族(マディカ)階級の者が使用したと考察できるもの、作品からはトラジャ伝統宗教に基づく工芸品としての精神性、貴族調度品としての格調の高さ・完成美が薫ってまいります。
ミャンマー・ラカイン 20c初 カマウ 経縞織&片面緯紋織・衣装 (1)
繊細な手紡ぎ木綿と天然染料遣いの古手逸品
ミャンマー・ラカイン州に生活する”カマウ族”の手による経縞織&片面縫取織の衣装作品。カマウ族は“ラック染料”による赤を多用する民族であり、高度な媒染技術による赤の色彩表現は極めて秀逸なモノとなります。本品は同じく天然色染めの木綿糸による経縞と片面縫取織の装飾が加えられた一品、天然染料による色彩の鮮やかさと深みが際立つ作品です。
ラオス・サムヌア 20c前 木綿緯紋織ブランケット”パー・ホム” (1)
アンティーク”パー・ホーム”の価値ある極美完品
ラオス・フアパン県に生活する”タイ・ヌア族”の手による緯紋織及び縫取織装飾のブランケット。体に巻いて用いる“パー・トゥーム”と掛け布団として用いる“パー・ホム”があり、敷き布、蚊帳、ドアカーテンなどとともに婚礼仕度品とも位置付けられ、手の込んだ染め織り技法による作品が生み出されました。祈りと愛情の手から生まれる古き良きラオスの生活布です。
ラオス南部 20c前 カトゥ 木綿経紋織・帯布 (1)
細密な祈りの意匠に目を奪われる婚礼用帯布
ラオス南部に生活する“カトゥ族”の手による木綿経紋織の帯紐。地経を用いた経紋織の技法により2m半に達する帯全体にラーオ文字と文様が複雑かつ精緻に表わされたもの、作品からはハレの日のために木綿を紡ぎ・染め、手間隙を厭わず一織り一織りに丹精を込めた織物ならではの意匠の瑞々しさ、力強い生命感が薫ってまいります。貴重な完美品です。
ラオス 20c前 タイ・デーン 経緯紋織&緯絣腰衣”シン・ムック・コー・ミー” (1)
司祭者用デザイン様式のアンティーク稀少作例
ラオス・サムヌアに生活する”タイ・デーン族”の手による経緯紋織&緯絣スカート“シン・ムック・コー・ミー”。70〜80年を遡る貴重な作品、多様な織り技巧それぞれの卓越ぶり、取り分け鮮やかかつ落ち着きのある多色縫取織の色彩の美しさは格別、作品全体に得も言われぬ豊かな味わい、隅々にまで神経の通ったものならではの完成美が感じられます。
ラオス・サムヌア 20c前 タイ・デーン 絣&縫取織腰衣”シン・ミー・ター” (2)
天然染色の色彩美際立つアンティークの名品
ラオス・サムヌアに生活する”タイ・デーン族”の手による絣&縫取織スカート”シン・ミー・ター”。ラオス北東部で栽培される木綿、同所で養蚕され得られる絹、天然藍やラックの天然染料を素材に手掛けられたもの、手間隙を掛けて自前の糸・染料等の素材を準備し、丹精を込めて染め織りを行う作品からは瑞々しい生命感と独自の濃密な精神性が薫ります。
タイ・イサーン南部 20c前 木造彫刻・キンマ道具容れ盆 (1)
豊穣の祈りで彩られたイサーン古民具の逸品
タイ・イサーン地方南部で手掛けられた木造彫刻キンマ道具入れ盆。四方のパネルを彩る彫刻・彩色の意匠が秀逸で、それぞれ少しずつ異なる卍格子と生命樹の表情、いずれからも豊穣や平安の祈りとともに手掛けられたものとしての力強い生命感と濃密な精神性が薫ってまいります。染織作品に類する意匠の妙味と香りに惹き込まれるアンティーク逸品です。
ミャンマー・マグェ 20c前 ウトゥブ 絹経縞織・肩掛け布 (1)
ラック染め絹×化学染料絹の失われし染織作品
ミャンマー・マグェ管区に生活する”ウトゥブ族”の手による絹経縞織の肩掛け布。手引きの細手の絹を用い、経糸は当時は高価であった化学染料を購って自身の手でピンクに染め、緯糸は伝統染色であるラックカイガラムシ抽出のラック赤で染め、極めてタイトな経地合の縞織物として完成させたもの、唯一無二と言える色彩と織り表情に目と心を奪われます。
ミャンマー・チン 20c前 マラ 縫取織褌布 (1)
細密な縫取織が見事なマラ族褌布の貴重な完品
ミャンマー・チン州に生活する”マラ族”の手による縫取織装飾の褌布。緯52cm・経592cmで織り上げられた褌布“ドゥア・ア”の完品で、繊細な手紡ぎの木綿、手引きの絹、天然染料による染めの色彩、卓越した織り技巧と併せて、当時の上質な素材がかもす深みと色香は格別、特別な儀礼用染織作品としての並々ならぬ存在感と完成美を薫らせる逸品です。
ミャンマー・シャン 19c シャン 経紋織&刺繍腰衣 (1)
19cシャン貴婦人サロン・極めて稀少な残存作例
ミャンマー・シャン州に生活する“シャン族”の手による経紋織及び刺繍の腰衣。19c当時の繊細な手紡ぎの木綿糸・手引きの絹糸が、黄緑・赤・藍・紅・茶等の、天然染料を駆使した鮮やかかつしっとりと落ち着いた色彩に染められ素材とされており、織り・刺繍の高度な職人仕事を併せ、作品からは貴族・富裕層用の特別な腰衣ならではの気品が薫ります。
ミャンマー・チン 20c前 ザハウ 縫取織腰衣 (1)
細密な錦状縫取織で彩られたアンティーク名品
ミャンマー・チン州に生活する”ザハウ族”の手による縫取織スカート。タイトな経地合の織りに一糸一糸を緻密に織り入れて表現される縫取織が錦の範疇に加えられるほど精巧であり、象嵌状の小紋柄に息を呑むような美しさが感じられます。労を厭わない丹念な手仕事により生み出された作品であり、孤高の完成美を誇るミャンマー少数民族衣装の一名品です。
ミャンマー&インド 20c前 ナガ 木綿経縞織地・衣装 (1)
緻密な経地合・布接ぎの本物のナガ族織物衣装
ミャンマー・ザガイン管区に生活する”ナガ族”の手による木綿経縞&紋織の衣装スカート。繊細な手紡ぎ木綿により極めて目の詰んだ経地合で織り上がられており、ボーダーの白黒文様部分は二重整経となる黒糸を巧みに浮かして両面で昼夜反転となる浮文として表現また僅か56cmの布幅に四枚の布を接ぎ合わせるなど精巧かつ独自の意匠を薫らせます。
タイ・ラーンナー 19c 木造彫刻・”白象”装飾箱 (1)
19cラーンナー宮廷白象箱ミュージアムピース
タイ北部ラーンナー地方で手掛けられた木造彫刻の”白象”装飾箱。”白象”は釈尊の生誕に纏わる仏教説話に登場し、仏教に縁の深い聖獣として知られますが、タイにおいては古来より王族のみが所有し乗ることを許され”チャン・プアック”の名称で崇められてきました。ラーンナー仏教文化の中で生み出された木造装飾箱の名品、ミュージアムピースクラスです。
ミャンマー・シャン 20c前 供物用・籃胎漆器 (1)
果物等を供えるためのシャン伝統籃胎漆器逸品
ミャンマー・シャン州で手掛けられた供物用の籃胎漆器。胎の出来の秀逸さ・美しさが際立っており、黒朱の根来風の漆彩色を併せた作品の完成美に目と心を奪われます。径が大きく平たいプレート状の漆器ながらしっかりとした脚が作り込まれており、神仏へのお供えを目的とする供物用漆器ならではの風格・気品が薫ります。シャン・アンティーク漆器の逸品です。
ミャンマー 20c初 供物用・仏塔型脚付漆器”カラト” (1)
パゴダ造形と根来漆表情が薫り高い古手の逸品
ミャンマー・バガンで手掛けられた供物用の仏塔型脚付漆器”カラト”。当時の熟練した漆器職人が丹精を込めて生み出したものであり、木胎・籃胎それぞれの端整かつ力強い存在感は格別、さらに黒漆と朱漆の塗りで現れた深みのある根来の表情には、得も言われぬ豊かな味わいが感じられます。世界に一つの存在感と生命を有する価値あるコレクションピースです。
タイ・ピチット 20c前 ラオ・クラン 緯絣&縫取織腰衣 (2)
天然染色の名手ラオ・クラン、準アンティーク逸品
タイ・ピチット県に生活する”ラオ・クラン族”の手による緯絣&縫取織・スカート。手紡ぎの木綿・手引きの絹・天然藍・ラック染料等の土地の素材が用いられた古手の作例であり、素材の準備から始まり、括り・染め・織り等の多大な手間隙により手掛けられたもの、作品からは伝統に培われた高度な手仕事のモノならではの力強い存在感と瑞々しい生命感が薫ります。
タイ・チェンマイ チーク古材遣い・木造菩薩立像 (1)
仏教国の古都で彫られた優しき表情の仏像作品
敬虔な仏教国であるラオスとタイで手掛けられた木製の仏像と菩薩像です。朴訥さの中から顕れる深い精神性に魅了されるラオス北部のアンティーク仏坐像、寺院や家屋に使われていたチーク古材から彫り出された、経年侵蝕の木目が何とも味わい深いタイ北部の菩薩像、信仰の心と手から彫り出された穏やかで深みのある表情に心和み癒される逸品たちです。
タイ・イサーン 19c−20c初 木造彫刻”うさぎ”・装飾箱 (1)
敬虔な祈りの込められた伝統の薬&裁縫道具箱
インドシナ諸国で伝統的に作られてきた動物デザインの木製装飾箱。薬や裁縫道具等を収めるためのもので、吉祥の動物や神像を象り神仏への敬虔な祈りの気持ちとともに手掛けられ使われてきました。仏教をベースとしつつ土着的な精霊信仰に基づく願が掛けられており、祈りの込められた手仕事のモノならではの芳醇な精神性が薫ります。古手の逸品です。
フィリピン・ルソン 20c中 イトゥネグ 縞木綿&紋織・衣装布”オウェス” (1)
知られざるアジア染織の名品・紋織”オウェス”
フィリピン・ルソン島に生活する”イトゥネグ族”の手による木綿縞織&紋織布“オウェス”。イトゥネグ族の染織は平地や格子縞をはじめとし、細密な地紋を綾地で表わしたもの、地糸を用いた複雑な紋織、絵糸を用いた紋織・縫取織、刺繍等の加飾と、技巧のバリエーションが豊富であり、かつそれぞれの技巧が高度である点に特徴があります。稀少な古手逸品です。
フィリピン・ミンダナオ 20c初 ビィラアン 糸芭蕉”アバカ”経絣・筒型衣装 (1)
細密括り染めの芭蕉布黒絣”タビ・フィタム”逸品
フィリピン・ミンダナオ島に生活する諸民族は、糸芭蕉を古くから染織の素材として用いてきました。芭蕉布は皮を剥いで灰汁炊きし繊維を採り出しといった糸作りだけでも膨大な手間隙が掛かるものであり、括り・染め・織りまで含め、一枚の織物を完成させるのに数ヶ月もの期間を要するといったモノとなります。古き良きミンダナオ芭蕉布衣装マスターピースです。
フィリピン・ミンダナオ 20c前 クラマン 糸芭蕉”アバカ”・絞り染め衣装 (1)
クラマン”縫い絞り芭蕉布”極稀少マスターピース
フィリピン・ミンダナオ島に生活する”クラマン族”の手による糸芭蕉織り地の絞り染め衣装。素材的に絞りに適しているとは言えないアバカを用いた縫い絞りは高度な技巧と圧倒的な手間隙を要するモノであり、このクラマン族の“芭蕉布絞り”は他にまず類例を見出すことのできない稀有な染織技法・作例となります。ミンダナオ芭蕉布衣装のマスターピース逸品です。
フィリピン・スールー 19c−20c初 タウスグ 絹綴織・帯布”カンディト” (1)
印度ターバン写し・幻のアンティーク絹綴織帯布
フィリピン南西部のスールー諸島に生活する”タウスグ族”の手によるシルク綴織の帯布“カンディト”。宮廷・貴族階級の者が盛装時の腰帯として使用したものであり、多色シルク糸を素材に極めて精緻な綴織により作り上げられます。フィリピン染織の幻の名品とも称されるタウスグ族の絹綴織帯布、準ミュージアムピースクラスの価値あるコレクションピースです。
フィリピン・ルソン 20c中 カリンガ 木綿経縞織&刺繍腰布”カイン” (1)
生命感溢れる織り&刺繍・稀少なオールド逸品
フィリピン・ルソン島に生活する“カリンガ族”の手による縞木綿腰布”カイン”。勇敢な戦士として知られるカリンガ族は、精霊信仰のもと農耕・狩猟・採集を中心とする原初的な生活を続けてきた民族であり、衣装についても織り・刺繍・その色遣い・意匠から自然の中で生活する民族ならではの濃密な野趣・生命感が薫ります。貴重なオールド・マスターピース逸品です。
フィリピン・ミンダナオ 20c初 ビィラアン 糸芭蕉”アバカ“地・刺繍衣装 (1)
ミンダナオ島”芭蕉布”衣装・失われし名品たち
フィリピン・ミンダナオ島に生活する諸民族は、糸芭蕉を古くから染織の素材として用いてきました。芭蕉布は皮を剥いで灰汁炊きし繊維を採り出しといった糸作りだけでも膨大な手間隙が掛かるものであり、括り・染め・織りまで含め、一枚の織物を完成させるのに数ヶ月もの期間を要するといったモノとなります。古き良きミンダナオ芭蕉布衣装マスターピースです。
インド・カシミール 19c ”宮廷用モチ様式”絹刺繍・敷き布 (1)
”カシミール−モチ”宮廷刺繍ミュージアムピース
インド・カシミールで手掛けられた”宮廷用モチ様式”絹刺繍の敷き布。細長く先端が渦を巻く流線状のボテと中央の円形メダリヨンで全体が構成され、人物文及び鳥獣文が具象モチーフとして散りばめられた作品、刺繍技術の卓越、ひとつの作品としての完成度の高さ、宮廷・貴族向け儀礼用刺繍布としてのスケール感と色香に目と心を奪われる一品です。
インド・グジャラート 19c 宮廷儀礼用 ”モチ刺繍”スカート (1)
アンティーク宮廷用モチ刺繍・ミュージアムピース
インド・グジャラート州において、宮廷・貴族のための刺繍品を専門に手掛けた”モチ共同体”の手による刺繍スカート“ガーグラ”。当時としては最上質なラック染め・手織りの絹朱子織地をベースに、同じく上質な天然色染めの細手シルク糸により極細密な刺繍で彩られた作品となります。今では失われしもの、歴史の浪漫が薫るインド・アンティーク刺繍の名品です。
インド・カシミール 19c前 カシミヤ綾地綴織”ムーン・ショール” (1)
多色縞”カートリーズ・ムーン・ショール”準完品
インド・カシミールで手掛けられたカシミヤ綾地綴織ムーン・ショール。色数の多さ、織りの繊細さと密度の高さは並々ならぬもの、一枚を織り上げるのに1年前後を要していた時代のカシミヤ織物で、素材・技巧・意匠のいずれをとっても今では失われし、現在では再現することの出来ない孤高の染織作品、19世紀カシミール”ムーン・ショール”の薫り高き逸品です。
インド・グジャラート 19c 絣・紋織入り朱子織”マシュルー”掛け布 (1)
経絣・経紋織入り朱子織マシュルー・19c名品
インド・グジャラート州で手掛けられた絣・紋織入り朱子織”マシュルー”掛け布。何と言っても煌びやかかつ深みのある色味・質感の紅赤マシュルー地の気品ある美しさ、藍の矢絣と経の浮文で表現された花モチーフが同時に織り込まれた布としての技巧の卓越、染織の美の世界に目と心を奪われます。土地と時代の色香に惹き込まれるアンティーク名品です。
インド・ラージャスタン 19c−20c初 シルバー彫金アムレット・チョーカー (1)
濃密な精神性薫るアンティーク実使用アムレット
インド・ラージャスタン州で作られたシルバー・アムレット。打ち出しの技法により主たる部分の文様付けが行なわれますが、カザリや留め具部分等のディテイルは、繊細な彫金や鑞付けの巧みな職人の技が加えられており、作品一つ一つに丹念な手仕事のものならではの表情の豊かさが感じられるところとなります。土地と時代が育んだアンティークの逸品です。
インド・カッチ 20c中 ラバリ 婚礼用・刺繍サッシュ”ボカノ” (1)
ラバリ婚礼用刺繍サッシュ”ボカノ”稀少完美品
インド・グジャラート州カッチ地方に生活する遊牧民ラバリ族の手による婚礼用の刺繍サッシュ”ボカノ”。幅十数cm・長さ1m数十cmの細幅の布上、諸民族に伝わる伝統デザイン様式の刺繍がミラーワークを交えて高い密度で描き込まれるものであり、比較的小さな面積の刺繍布ながら見応え溢れる作品が多いのが特徴、古手の逸品揃いです。
インド・マルワール 19c ラッカーワーク絵付け・挽物合子 (1)
マルワール宮廷様式・天然ラック塗りの稀少作品
インド・ラージャスタン州マルワール地方で手掛けられたラッカーワーク装飾箱。ろくろ挽きで成型した木製の器と蓋にシェラックを中心とする天然の塗料により絵付けが行われたもの、ラージャスタン諸藩国においては中世〜近世イスラームの工芸職人“ウスター”の間で優れた技巧が培われ、独自の様式美を有する作品が生み出されました。アンティークの逸品です。
インド 20c中 アヒール マシュルー地・刺繍ヴェール”カラムラー” (1)
今では失われしカッチ婚礼刺繍ヴェールの名品
インド・グジャラート州カッチ地方に生活する”アヒール族”の手による婚礼用のマシュルー地刺繍ヴェール”カラムラー”。上質な手織りのマシュルー縞織り地が本体に用いられ、両端にはオープンチェーンステッチを主体とする刺繍と多数のミラーにより“モチワーク”として知られる吉祥の意匠が瑞々しく描き出されたもの、インド農牧民・婚礼用ヴェールの名品です。
インド 20c中 カティ アップリケ・瘤牛飾り布”ジュル” (1)
婚礼用”ジュル”生命感薫る古手マスターピース
インド・グジャラート州サウラシュトラ地方に生活する”カティ族”の手によるアップリケ装飾の瘤牛飾り布”ジュル”。手紡ぎ・手織りの白木綿地をベースに、多色の天然色染め木綿地と絹と木綿の朱子織布“マシュルー”を交えパッチワーク及びアップリケの技法により具象的な吉祥モチーフが大布のうえに力強く描き出されたもの、圧倒的な存在感に惹き込まれます。
インド・ラージャスタン 20c前 ジャイン 木製絵付け箱 (1)
篤き信仰とともに手掛けられたアンティーク逸品
インド・ラージャスタン州に生活する”ジャイナ教徒”の手による木製絵付け箱。経典・写本等信仰のものを収納するために作られた木箱で、木材を巧みに組み合わせ全体を立体的な格子デザインに成型し、ラッカーワークによりジャイナ教にとっての八種類の縁起の良いシンボルの彩色を施した作品、土地・時代・信仰が生んだアンティーク・ジャイン工芸の逸品です。
インド・ビハール ミティラー画(マドゥバニ・ペインティング) (4)
インド・伝統フォークアートの至宝”ミティラー画”
「ミティラー画」は、インド・ビハール州北東部とネパール南東部にまたがるミティラー地方で、3千年にわたって母から娘へと継承されてきた伝統絵画です。自然と創造物への慈しみと神々への豊穣の祈りのこもったモチーフが、伝統に培われた様式美の中に生き生きと表現されます。芸術賞受賞者“バーティ・ダヤル”の手による薫り高きマスターピース作品です。
インド・カッチ 20c中 ラバリ 刺繍・寝具掛け布”ダラーニョ” (1)
ラバリ婚礼刺繍の大作”ダラーニョ”の極美逸品
インド・グジャラート州カッチ地方に生活する”ラバリ族”の手による布団等寝具を覆い飾るための刺繍掛け布“ダラーニョ”。”生命樹””地母神””孔雀””花々”等の大きなモチーフから、ボーダーの刺繍や刺し子、小モチーフも含めて全体及びディテイルのすべてに神経が及んだ圧巻の出来のダラーニョです。躍動し生命息づく刺繍の世界に惹き込まれます。
インド・チャンバ 両面刺繍・儀礼用掛け布”チャンバ・ルマル” (1)
千年王国チャンバで生まれた両面絵刺繍の名品
インド・ヒマーチャルプラデッシュ州チャンバで手掛けられた両面刺繍・儀礼用掛け布“チャンバ・ルマル”。細密画が刺繍で表現され宗教儀礼に用いられたもの、表裏で糸目の破綻が全く無い両面刺繍が見事、神話の場面等が細密かつ叙情豊かに生命感を伴ったモノとして描き出されます。古都チャンバに伝わるインド刺繍工芸を代表する絵刺繍の名品です。
インド 20c前 木綿・巻き絞り染め頭布”ラハリア”・ターバン (1)
繊細かつ優美な巻き締め絞りターバン古手逸品
インド・マルワール地方で手掛けられた木綿地・巻き絞り染め”ラハリア”のターバン。目の覚めるような鮮やかかつ力強い生命感が薫る色彩で優美に染め上げられた準アンティーク・ラハリアターバンの逸品です。多色遣いで精緻なうえにも精緻な波文様の“巻き絞り”と染めがなされており、巧みな色掛け合わせも加えて表現された色柄の美しさに目を奪われます。
パキスタン 20c中 スィンド農牧民 馬用顔飾り刺繍布”アーンデリ” (2)
婚礼を彩る馬顔飾り刺繍・薫り高きオールド作品
パキスタン・スィンド州に生活するスィンド農牧民の手による馬用顔飾りの刺繍布”アーンデリ”。大小さまざまなミラーワークがアトランダムに散りばめられ、刺繍の配され方も左右非対称であり、作り手が自身の思いに従って、下書きなど無くフリーハンドで手掛けるマスターピース作品のみが有する大らかさと瑞々しい生命感が薫ってまいります。貴重な実使用美品です。
パキスタン 20c前 スタール 婚礼用・刺繍掛け布”タルポッシュ” (1)
手織り木綿地が緻密な片面刺繍で彩られた逸品
パキスタン・スィンド州に生活する”スタール族”の手による婚礼用の刺繍掛け布”タルポッシュ”。細糸でタイトに手織りされた上質な木綿地が、極めて精緻なサーフィス・ダーニングステッチによる“ソーフ・スタイル”の絹刺繍により彩られ、ステッチの長短で巧みに表現される直線描きの幾何学文モチーフと色彩の織り成す表情に独自の意匠と様式美が薫ります。
パキスタン 20c前 メグワール 衣装”カンジャリ”・刺繍身頃布 (1)
生命感溢れる”パッカ”花刺繍に魅了される逸品
パキスタン・スィンド州に生活する”メグワール族”の手による衣装“カンジャリ”の刺繍身頃布。ミラーワークと毛玉飾りを交え、精緻なパッカ刺繍で描き込まれた花文を主体とする刺繍は繊細さと力強さを兼ね備えており、生命感と躍動感を薫らせる刺繍全体に得も言われぬ豊かな味わいが感じられます。卓越した技巧と芸術的感性の高さに魅了される衣装作品です。
ウズベキスタン・ブハラ 19c−20c初 壁飾り・刺繍布”スザニ” (1)
19cタジク系スザニ薫り高きマスターピース作品
ウズベキスタン・ブハラで手掛けられた壁掛け飾りとしての刺繍布”スザニ”。19c当時の高度な天然染色による力強くかつ瑞々しい色彩、取り分け布地の山吹、刺繍の藍・紅赤・緑の美しさは出色、流麗なタンブルワークによる完成された、しかしながら硬さの無いデザイン構成、大小のモチーフ一つ一つに息づく生命感に目と心を奪われるアンティーク逸品です。
アフガニスタン 20c前 ラカイ 絹経紋織・テント帯紐 (1)
多数のモチーフが織り出されたラカイ経紋帯逸品
アフガニスタン・クンドゥズ州に生活する”ラカイ族”の手による絹経紋織のテント帯紐。全長10mに達する長さで、経糸を一織り一織りヘラ状の道具で掬い上げ、緯糸を入れ文様を織り描く丹念な経紋織により精緻な表情で織り描かれ、帯両端には手の込んだタッセル&フリンジが配された圧巻のつくり、作品から溢れる力強くかつ瑞々しい生命感に目を奪われます。
パキスタン・スィンド 20c中 スィンド農牧民 刺繍衣装パネル (1)
スィンディムスリムの宇宙観が伝わる刺繍パネル
パキスタンタール・パルカール地方に生活するスィンド農牧民の手による刺繍ブラウスの前身ごろパネル。厳しい自然環境と相対する農牧・遊牧生活の中で、平安や豊穣の切なる祈りとともに一刺し一刺しするもの、生活と祈りが育んだ手仕事の所産であり、力強い生命感と独自の宇宙観が感じられるパキスタン・スィンド刺繍作品、見応え溢れる古手の逸品です。
アフガニスタン 20c前 パシュトゥーン系遊牧民 婚礼用・刺繍掛け布  (1)
サラブザで手掛けられた貴重なアンティーク刺繍
アフガニスタン・ガズニーに生活するパシュトゥーン系遊牧民の手による婚礼用の刺繍掛け布。“羊”“羊の角””生命樹”“チューリップ”を表わす具象文様、豊穣の祈りを込めて想いとともに刺し描かれた刺繍モチーフからは濃密な精神性と力強い生命力が伝わってまいります。現在ではほぼ失われし伝統のもの、入手の機会が限られる価値ある準アンティーク作品です。
ウズベキスタン・ブハラ 20c初 壁飾り・刺繍布”スザニ” (1)
婚礼用に作られたアンティーク・マスターピース
ウズベキスタン・ブハラで手掛けられた壁掛け飾りとしての刺繍布”スザニ”。絹×木綿の経地合”アドラス”布地の繊細さと質感の豊かさは格別、糸と織りの風合いは時代の下る古手のモノならではのモノであり、刺繍モチーフの力強さ、丸花紋のアシンメトリーな構成等、嫁入り刺繍マスターピースのみが有する瑞々しい生命感と表情の豊かさに惹き込まれます。
トルクメニスタン 20c中 トルクメン・テッケ ケシデ刺繍・ヴェール (1)
極めて稀少なチャドルタイプの”ケシデ”ヴェール
トルクメニスタンに生活する”トルクメン・テッケ族”の手による刺繍ヴェール。放射状の“枝花(生命樹)”モチーフを中央にトルクメン族にとっての吉祥花“チューリップ”や豊穣の願いである“羊の角”、花と羊の角の混交モチーフ等がびっしりと散りばめられており、肉眼では確認できないほどの細密な糸遣いのケシデ刺繍はテッケ族の誇りとも言えるものとなります。
タジキスタン・ソグド 20c初 寝具飾り・刺繍布”ルイージョ” (1)
タジク婚礼刺繍”ルイージョ”のアンティーク名品
タジキスタン・ソグド州で手掛けられた新婚用の寝具装飾(ベッドシーツ)・刺繍布“ルイージョ”。2m40cmに達する大サイズゆえモチーフ・デザインに圧倒的な存在感・迫力があり、エネルギーに満ちた刺繍の世界に惹き込まれます。タジク・ルイージョの古手マスターピースは現在では目にする機会の限られる稀少なもの、準ミュージアムピースクラスの逸品です。
ウズベキスタン・ジザック 20c初 壁飾り・刺繍布”スザニ” (1)
婚礼用に作られたアンティーク・マスターピース
ウズベキスタン・ジザックで手掛けられた婚礼用の壁飾り刺繍布“スザニ”。何と言っても手織り・茜染め木綿の深みのある色味、それを彩る力強い描線と瑞々しい色遣いの”太陽文(天空文)”を中心とする刺繍の存在感が際立つ一枚です。長径2m20cmを超える大サイズゆえにデザインに圧倒的な迫力があり、エネルギーに満ちた刺繍の世界に惹き込まれます。
キルギス 20c前 鏡飾り刺繍布”オイナ・ポッシュ” (1)
山岳遊牧民の手による力強き意匠の刺繍作品
山岳国キルギスで手掛けられた刺繍作品。遊牧生活の中で培われた伝統であり、鏡を飾るための”オイナ・ポッシュ”や食卓を飾るための”ラリ・ポッシュ”など意匠の新鮮味が薫ります。ご紹介するのは素材遣い・技巧に優れた古手の優品であり、現在ではこのような手の込んだ作りのモノはほぼ失われてしまいました。魅力溢れるコレクションピース揃いです。
パキスタン・インダス 20c前 コーヒスタン 祝祭用・刺繍サッシュ (1)
生命力溢れるコーヒスタン族の”生命樹”刺繍布
パキスタン・インダスコーヒスタン地方に生活する”コーヒスタン族”の手による祝祭用の刺繍サッシュ。1m20数cmの布上に一本の“生命樹”が、流麗な枝ぶりとともに力強く描き込まれた作品で、その生命感溢れる刺繍モチーフに目を奪われます。巧みな色切り替えで刺し込まれた刺繍のステッチに独自の豊かな味わいと新鮮味が感じられる古手の逸品です。


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